坪単価をチェック

ビルトインガレージのコストですが、家と一体となっているため、駐車場単体でコストを割り出すことは難しいものです。しいて平均的な坪単価をあげるとすれば、クルマ1台分が入るスペース(4~5坪程度)で200万円~300万円くらいを基準にしてみるとよいでしょう。

さらに税金面で、固定資産税がかかってきます。固定資産税の評価は使用した資材量の積み上げで計算されますから、居室よりは安めに評価されるでしょうが、床面積が増えれば評価もそれに比例して高くなります。

たとえば愛車2台分で計算すると、30m2床面積が増えれば、1m2当たり7万円と仮定して、7万円×30m2×0.8×1.4%=2.3万円になります。3年間で2分の1になるとして、約1万円の増税というところでしょうか。

東京都心でビルトインガレージを建築する場合の坪単価

株式会社ワイビルド 43万8,000円~ 大和ハウス 70~80万円
積水ハウス 70~80万円 ヘーベルハウス 70~80万円
サンヨーホームズ 55~70万円 レスコハウス 60~70万円
ミサワホーム 50~70万円 JPホーム 60~80万円

価格面でビルトインガレージをつくるメリット

延べ床面積の1/5以内は床面積算入を免除されるので、ビルトインガレージの設計次第では税制面での優遇を受けることになります。

この点についてはなかなか素人では判断が難しいものです。ハウスメーカーでもビルトインガレージに精通したところでないと、登記面積に算入されてしまうことも。

実際に建てる際は、土地家屋調査士さんに依頼して相談してみるのもひとつの方法です。

ビルトインガレージは狭少地にも最適

ビルトインガレージの面積が延べ床面積の1/5までであれば、容積率を計算する延べ床面積から除外することができます。これがコスト面でどのようなメリットをもたらすのでしょうか?

それはずばり、固定資産税が安くなり、ランニングコストの負担が減るという訳です。何年にもわたり払い続けなければならない税金なので、馬鹿になりませんよ。

ただし、ビルトインガレージの広さには要注意。広いスペースをとると、容積率の算定に入る場合があります。

確認申請の審査を行う自治体にも依りますので、具体的な数字はここではあげられませんが、3台以上のクルマが入るような広いビルトインガレージを作ろうと思っている場合は、設計計画の段階から事前に建築確認申請の審査官に相談するようにしてください。

ちなみに延べ床面積は、240m2を超えないように注意すること。240m2を超えると不動産取得税の住宅控除・土地の減額が受けられなくなってしまいますよ。