工法・耐震性をチェック

ビルトインガレージの強度や耐震性について調べてみました。特にデメリットとなる不向きな建築工法は要チェックです。

ビルトインガレージの向き・不向きを工法別に検証 

クルマ木造

耐久性 在来工法では不安。強度を確保するため、どうしても壁に頼り、開口部を小さくする必要があり。
最低限でも強度が高いSE工法にするべき。
耐震性 ビルトインガレージについては、耐震性において期待できない。
さらにきちんとした構造計算を行えない場合は、強度面に不安が残る。
向き
不向き
不向き 建築には他と比べて低コストでビルトインガレージ建築ができる。
ただし設計の自由度は低い。また1階部分に空きスペースができるため、強度に不安が残る。

クルマ2×4

耐久性 大きな開口部が儲けにくい構造で制限も多くなる。窓の設置や壁の配置も限られる。
耐震性 耐震性自体は高い建築工法であるが、ビルトインガレージを含めるとなると不安。
向き
不向き
適して
いる
安定性、耐久性、耐震性を持ち合わせているが、重量を軸(柱)で支えるのではなく、床や壁といった「面」で支えるため、ビルトインガレージには不向き。

クルマ軽量鉄骨

耐久性 熱に弱く、火災時は溶けることも。
ただ外壁面で強度を持たせるため室内の柱が少なく、部屋の間仕切りは自由設計しやすい。
耐震性 ビルトインガレージのスペースには、柱も壁も少なくなるので、その分建物の強度は弱くなる。
向き
不向き
適して
いる
柱が細くても耐力があるため、壁厚が少なくて済むが、大きな地震では筋かいが伸びることがある。
外壁面で強度を持たせるため室内の柱が少なく、部屋の間仕切りは自由設計しやすい。
ただし、3階建てや大型住宅のビルトインガレージは不向き。

クルマ重量鉄骨

耐久性 重量鉄骨の柱と梁をボルトで強固に接合していくため、大開口や大空間も作れる強度を確保できる。
耐久性は、鉄骨周りは防錆塗装をする、外壁材で囲う等のサビ予防に配慮した施工をすれば万全。
耐震性 柱と柱の接合強度が高く、耐震性において特段優れている。
向き
不向き
最適 設計の自由度・耐久性・耐震性において、ビルトインガレージに1番向いている工法である。
柱部分だけでも強度があり、ガレージの開口部を広くとることが可能。
ただし、建築工費が割高になりがち。

クルマRC(鉄筋コンクリート造)

耐久性 湿気や結露などには充分対策しておけば、耐久性は◎。
定期的にメンテナンスを行えば100年持つと言われている。
耐震性 重量鉄骨と同じく、耐震性は高い。
向き
不向き
適して
いる
コンクリートと鉄筋のメリットを一体化させているため、安定性、耐久性、耐震性、耐火性に優れている。
ただし、建物自体が重いため、地盤への負担も大きい。基礎工事に手間と時間がかかり、工期も長く、コストも割高。

木造、2×4、軽量鉄骨、重量鉄骨、RCとそれぞれの工法について比較してみましたが、ビルトインガレージ建築で限って言えば、重量鉄骨がベターな選択であると本サイトでは位置づけます。

デメリットとなるコスト面ですが、坪単価を調べてみても40万円台~80万円台とかなり開きがみられます。

大手ハウスメーカーは総じて高い印象。知名度に惑わされず、ビルトインガレージの経験や実績があり、コストが安いハウスメーカーを探して建築すれば、比較的リーズナブルに建築することも可能です。